【インテリア】あえてバラバラにするという選択|宮崎椅子製作所の椅子4脚

その他雑記

こんにちは。今日も平和に平屋暮らしのKyon-peaceです。

家を建てるのに合わせてダイニングの椅子やテーブルも購入される方、
結構多いんじゃないかと思います。

ウチもモロにそれで、丸テーブルにしようと決めてはいたものの椅子はどうするか色々悩みました。木を使った椅子を考えていたので、お馴染みの名作椅子ハンス J. ウェグナー のYチェアで揃ようかな、なんて思っていたんですがリプロダクト品ですら高い・・・ましてや4脚揃えるとなると中々のお値段。

そこで選んだのが宮崎椅子製作所の椅子でした。しかも、4脚バラバラ!

宮崎椅子にした理由

宮崎椅子製作所とは

宮崎椅子製作所は徳島県にある家具メーカーで、家具デザイナーの村澤一晃さんや建築家であり家具・生活用品のデザインも行う小泉誠さんらを中心に様々な家具デザイナーとタッグを組み、ワークショップ形式で様々な椅子を作っています。
名前から勝手に宮崎県にあるんだと思っていたら、徳島県でした(笑)

決め手

①日本人が日本人の為に作っている

海外の名作椅子たちというのはもちろん西洋人のデザイナーが西洋人の体格を前提として作っています。もちろん日本人だって快適に座れることは間違いないですが、どうせなら日本人が体格の小さな日本人の為にデザインしたものの方がしっくりきそうだなと。

またそれが日本人の手によってつくられていて、それを買うことで日本人の所得になれば最高じゃないでしょうか?当たり前っちゃ当たり前のことですが、年齢重ねてきたせいか最近よりそんなことを考えるようになりました。

②実物を試せる店が近くにあった

とはいえ、これから長く使うものをカタログ上だけで決めるのは悪手。Yチェアよりお安いとは言ってもオーダーメイドでイチから作るのでそこそこはします。

運の良い事に、近くに宮崎椅子のほぼ全ての椅子の実物を試せるお店がありました。
何回も通い座り心地や素材をじっくり選ぶことができました。やはりカタログで見るのと実際に座ってみるのとでは大違いで、「思ったより座り心地が良いな!」とか「これは座面高すぎだな。」などと実感することができたので失敗無く選ぶことができました。

③最高の座り心地

実はYチェアもちゃっかり別の店で試していて、さすが長年世界で愛されているだけあって座り心地も良かったんですが、宮崎椅子はそれを上回る座り心地の良さがありました。(※個人の感想です。)
なんというか、日本人の体格に馴染んでいる感がありました。毎日座るものだから、この「馴染む」というのは重要です。ちょっとした違和感でも、年月を重ねると大きなストレスになります。

バラバラにした理由

一般的には4脚揃えることが多いですよね。でも、自分たちは宮崎椅子の中からという縛りこそありますが、40種類近くあるラインナップの中から夫婦でそれぞれ好きなものを2脚ずつ選びました。また、樹種や張地も完全にお互いの好みオンリー。

割と物の好みは近い夫婦なんですが、やっぱり細かいところでは違いはあります。
例えば自分は長時間ゆっくり座ること前提で肘置きが欲しいけど、奥さんはそうではなく、サッと座ったり立ったりできる肘置き無しが良い。
また、身長や体重も全然違うのでどちらかを優先させると必ずどちらかが不具合を感じなくてはならないということに。快適な椅子を選びたいのにそれでは無意味。

なら、いっそバラバラで行こう!

ということになりました。

実際に選んだ4脚

①UU chair ( ユーユー チェア ) / 小泉 誠

宮崎椅子のデザイナーの中で唯一名前を知っていた小泉誠さんデザインのUUチェア。

背もたれがU字型で、そのUが2つ重なっているからUUチェアだそうです。実はこの椅子の前にUチェアという椅子があり、人気だったのでブラッシュアップし肘置きを追加したんだそう。

小泉誠さんは家具デザイナーとしてというよりは、こちらの動画のように建築士として知っていました。シンプルだけど温かみや遊び心があって、家づくりの際には参考にさせてもらった部分も多々ありました。
その小泉さんデザインということもあったし、単純に宮崎椅子の椅子の中で1番好みのデザインでした。
そして実際座ってみたら、二重のUの字背もたれの快適さと末広がりに設計された脚のおかげで安定感抜群。まさにずっと座っていたくなる座り心地でした。ちなみに小泉さんも自分の仕事場で常時このUUチェアに座っているそうです。

②pepe arm chair ( ぺぺ アーム チェア ) / 村澤一晃

座ってみたら意外と座り心地が良かった椅子No.1がこちらのpepe arm chair。

パッと見も結構シンプルで、正直殆どノーマークでした。しかし中心的なデザイナーの村澤一晃さんデザイン。一応ちょっと試しておくか、と座ったらあまりの座り心地の良さに衝撃を受けました
UUチェアよりも緩いカーブのついた背もたれは心地良く、座るだけで自然と良い姿勢になり疲れにくそうだという印象を受けました。

さらに細目のフォルムで設計されたフレーム兼肘置きは、背もたれ部→肘置き→前脚の流れの中で丸→丸四角→丸と形状がスムーズに繋がっていて触り心地が良く、座っている間意味もなく摩ってしまいます。
派手なことをしていないように見えて実はpepe(胡椒)の名前通り、隠し味が効いているというコンセプトも気に入り即決しました。

③ comma (コンマ) / 松岡 拓哉

こんまい(阿波弁)椅子という意味でcomma。
数字を区切ったりするときのコンマ(カンマ)ともダブルミーニングになっているのかな?

まぁとにかくその名の通りかなりコンパクトな椅子です。こちらは奥さんが選んでくれました。
奥さん的にはゆっくり座るというよりも、サッと座ったり立ったりがしやすい方が良いということで肘置きが無く、軽くて動かしやすいこちらをまず即決。

コンパクトではありますが、座面は厚みがあり快適さはバッチリ。少し反った形状の背もたれで体にうまくフィットし疲れません。また、張地に選んだラムース(現在はディナミカ)と呼ばれるスエード調人工皮革は、うっすら起毛した感じのサラサラした触り心地が気持ちいいだけでなく、汚れや傷にも強いのでまさに現在子育て中の我が家には最適な椅子と言えます。

残念ながら現在は廃版となっているそうです。

④bo chair ( ボー チェア ) / 小泉 誠

ウィンザーチェアと呼ばれるクラシカルなデザインのbo chair。
もしかして丸い「棒」だから「bo」?

こちらも奥さんチョイス。
今回唯一の座面が木の椅子ですが、少しだけ窪ませていることでお尻がズレることもなく安定します。さらにウィンザーチェア独特の丸い棒を使った背もたれは、背中を優しく包み込むように広い面積で支えてくれるのでこちらも思った以上に快適でした。当初はクッションを置こうかと考えていましたが結局置かずじまいです。

子供用の椅子を別に買わなければと思っていたのですが、持ち運べるソフトベビーチェアのBumboを固定すると丁度良い高さだということに気付いたので現在は「Bum bo chair」となっています(笑)

まとめ

見た目の美しさや常識だけにこだわらず、使用方法や自分の好みを考えて4脚バラバラにしたことで、自分たちらしい椅子選びができたと思います。また、その時々で好きな椅子に座ることで新鮮な気持ちになれるので、生活がより楽しくなったような気がします。

バラバラという選択も、アリです。

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