【吹き抜けLDK】Rのついた勾配天井で実現した優しい明るさと解放感

家づくりのこと

こんにちは。今日も平和に平屋暮らしのKyon-peaceです。

やっと寒さも緩んできたなぁと気を緩ませていたら、見事に風邪をひいてしまいました。うがい手洗いなどある程度気を付けていたつもりではいたのですが、もらってきたと言うよりは、暖房いらんやろとOFFにしたまま夜な夜なPC作業をしていたのが良くなかったかもしれません。

さて、気を抜き過ぎるのはよろしくない事が分かりましたが、それでもやっぱり自分の家のリビングくらいは外で張っていた緊張を解き、ゆるっとリラックスしたいものです。ということでLDKは家の中で一番時間をかけて考えた部分。その中でも限られたスペースの中で開放的な空間をどう実現するかというのは大きな課題でした。

そして出た答えが、R(曲面)を使った勾配天井でした。

R天井になった経緯

リビングの形や広さ、それからロフトの位置なんかの間取りは決まっていたものの、実際に立面図にしてみると当初考えていたような普通の勾配天井だとどうしてもロフトへ上がる部分の天井が低くなってしまい、這うように上がらなければならない・・・。
どうしたもんかと悩んでいた時に、設計士さんから

「Rにしたらどうっすか?」との提案。

確かに参考で見ていた建築写真にもR天井のものはあったけど、スペースが広すぎてお願いするにはあまり現実的じゃないよなぁと最初から候補にも入っていませんでした。そこへきて設計士側からの提案。喜んで採用となりました。
ということで、このブログで「ほぼ設計は自分(と嫁さん)で考えた」なんて書いてますが、このR天井は設計士さんの素晴らしい提案で実現しました。ありがたや。

赤線が実際のR天井。青線が直線でつないだ場合。

R天井にして良かった点

圧迫感が少ない

上記立面図でも分かるかもしれませんが、カチッとした無機質的な雰囲気から少しRがついているだけでフワッとした有機的な雰囲気に変わりました。
また、直線だと視線が上へ上へと誘導されやすく、部屋を縦長で窮屈な印象にしてしまいます。一方R天井だとその方向性が曖昧になるので、大部分で天井が高くなるにも関わらず縦長の印象がが軽減されます。

ロフトへ上がる際のクリアランスの確保

一番の問題点だったロフトへの上り口。(上記立面図の中央左寄りあたり)R天井にしたおかげで、他の部分を調整することなくなんとか頭を少し屈めるくらいで通れるようになりました。ロフトなので、これくらいなら許容範囲です。

光が柔らかく回り込む

Rのロフト側終点に掘り込みを作り、間接照明を仕込みました。
よく勾配天井の下側カーテンレールのあたりから上向きに間接照明を仕込むというのを見かけるんですが、ちょっと主張が強すぎて最初はカッコいい(所謂ホテルライク?)かもしれないけど、果たして歳取ったときにリラックスできるのか不安。ホテルみたいなのははたまに行くから特別感があって良いんじゃないかと自分は思ってしまったので、やり過ぎ感が出ないように上からとしました。

実際にやってみて、弱目に照明をつけるだけで優しく光が回り込み、部屋全体がふんわり明るくなりつつ、光源はガッツリ見えないようにできました。

照明に関してはまた記事にしたいと思います。

R天井の施工の様子

このR天井、実に職人さん泣かせ。
まず第一に広い天井下地の施工の足場の為だけに仮の天井を組みます。
上方向への解放感はないけど、逆に横方向への広がりを感じられるので、こういう天井もアリっちゃアリだよな、なんて思いつつ。

上に上がるとこんな感じです。

普通の天井なら吊り木、野縁受、野縁は水平垂直で材を組んでいけばいいだけなのに対し、ウチの場合は野縁受(下から上に向かっている材)が天井のRと同じだけ曲がってなければならない。

どうやって曲げたのかはよく分からないんですが、野縁受はキレイなRになっていました。しかもこの本数を同じRで曲げないと天井が波打ってしまうからその手間たるや・・・。

今度はその野縁にボードを貼り、その上から左官屋さんが漆喰で仕上げていきます。
下地が波打っていたり塗りのレベルが低いと照明が当たった時に影が発生し凸凹が強調されてしまうんですが、腕の良い職人さんに恵まれメチャキレイに仕上がりました。

前回の記事で紹介した調光ロールスクリーンのhanariを収めるための掘り込みも作ってもらいましたが、こちらも大工さんと左官屋さんの見事な仕事のおかげでビシッと鋭角な角が出ていて、見るたび思わず唸ってしまいます。

まとめ

我が家のアイコンの一つともいえるR天井はこんな感じで現実のものになりました。
子供が寝た後、美しいR天井をぼーっと眺めながら飲むビールも最高です。

つくづく思うのは、家づくりというのは絶対に一人でできるものではないんだなということです。失敗しない為に自分の中の「こうしたい」というものを明確化しておくことはもちろん重要なのですが、それに固執してしまうと、設計士さんや職人さんの様々な経験から来る有益な提案を無視してしまうことになりかねません。
自分をしっかり持ちつつ、良いものは取り入れる柔軟性も大事にしましょう。

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