落下防止ネットの件の続きをと思ってたんですが、実はまだ完成してないということもあり別の話題を書いておこうと思います。

以前も紹介した「植木まつり」。年に春と秋の2回開催され、大きな木も驚くほど安く買えることもあるアツいフェスです。
いつもは桜の季節に開催される春の回ですが、今回はちょっと早くて現在開催中で、早速行ってきました。(大体開催中に2〜3回行きます笑)
さすがにもう巨大な木を植えるスペースは無くなってきたんですが、今回は特に大きな木の足元に植える低木を買いたくてウロウロしてきました。
とりあえず1回目はこちらの2本を買いました。左がサツキ、右が南天です。特別安かったというわけではないんですが、丁度欲しいサイズ感だったのでそれぞれ1,000円と3,000円で購入。

本を読んだりしながら自己流で憶えた植え方ですが、順を追って紹介していきたいと思います。
植え方①まずは仮置き
穴を掘る前に植える場所を決めます。何せ一旦植えるとそう簡単には移動できません。まわりの木との関係性を見ながら慎重に位置を決めます。
また、位置だけでなく方向も重要で、どの木にも必ず「カッコよく見える方向」というのがあります。グルグル回しながらより良く見える方向を探しましょう
実際、この工程にはかなりの時間がかかります。ちょっと回しては離れた場所から眺め、また回しては離れてみて確認、というのを繰り返します。自分の場合は一番眺める機会が多いであろうデッキ中央部あたりからの見え方を重視しました。

植え方②穴掘り
位置や方向が決まったら、方向が変わらないよう注意しながら別の位置に移動させましょう。スマホなどで写真を撮っておくのもアリです。割とすぐ方向分からなくなるので。
そうしたら、根鉢より少し大きめ・深めに穴を掘ります。周りに別の木が既に植えてある場合はできるだけ他の木の根を切ってしまわないようにツルハシの細い方で土をほぐし、手で土を掘り出し避けておく、なんてこともやりますが、限界はあるのでそこまで神経質になる必要はないかと思います。

植え方③グリグリ
穴が掘れたら、穴の底にさらに細長い穴を開けていきます。そうすることで水捌けや通気の改善+根が伸びやすくなるという訳です。大きいマイナスドライバーなどの細長い金属製の棒で20-30cm程度グリグリと堀ります。(※過去の土壌改良回もご覧ください)
自分はロープ立て用支柱が丁度良い長さで且つ激安なので愛用しています。意外とロープ通す部分が持ちやすかったり、地面が硬い時は遠慮なく上からハンマー等でブっ叩けるのでオススメです。
数に決まりは無いですが、自分は15cm間隔くらいで開けられるだけ開ける、という感じです。

植え方④土壌改良
グリグリで開けた穴に色々突っ込んで、より植物が根付きやすくなるよう土壌を改良していきます。
まずは多孔質で通気性と排水性に優れたポーラス竹炭やくん炭などの炭を最初にバサバサ入れ、続いて剪定枝や落ち葉などの有機物を差し込んでいきます。
グリグリ穴が大体塞がったらバーク堆肥や腐葉土を掘り起こした土に混ぜながら戻していきます。その状態で根鉢を入れてもブカブカにならず、根鉢の土と植える地面の高さが揃う程度が目安です。

植え方⑤植木を戻す
最初に決めた方向を確認しながら植木を穴に入れますが、ここで注意が必要です。
当然穴を開けた分高さが低くなります。そうするとさっき良い感じに見えていた周りの木との関係が微妙に変わります。改めて離れた位置から確認し、バランスが悪ければ調整します。
植え方⑥水極め
方向・角度が決まったら、穴と根鉢の隙間を無くす為の「水極め(みずぎめ)」という作業を行います。
穴と根鉢の間の隙間に少量ずつ土を戻しながらホースなどで掘った穴がヒタヒタになるくらい水をたっぷりと流し込みます。土を戻す時にさっきのグリグリ棒などでグサグサやりながら水と土を入れると良いでしょう。

ヒタヒタまで水が入ったらその状態で植木の根元を掴み前後左右に傾けます。隙間に空気が残っているとボコボコと空気が出てきます。植木を傾けても空気が出てこなくなったらOK。
この時はまだ容易に方向・角度を調整できますが、水が捌けたころにはほぼ動かせなくなるのでここが調整する最後のチャンスです。
植え方⑦仕上げ
水が捌けたら根鉢の周りを整えます。
植えてすぐは当然根が短く水を吸う力が弱いので、根元に水が集まるように軽く火口状に土を盛ります。土の締まり具合を見ながら手やスコップで叩く・足で踏むなどして締め固めていきます。やり過ぎは根にダメージを与えることになるので注意が必要です。
踏んで水が滲み出てくるなら少し時間を置いて再度作業しますしょう。木がグラグラしなくなれば大丈夫です。
そしてカルデラ部分に乾燥防止の為のバーク堆肥や落ち葉等を敷き詰めて完成です。


ちなみにサツキの方、南天を植えている間に気が変わってアカシデの根元の日除けにしてみました。臨機応変にいきましょう(笑)
まとめ
あくまで自分流なので本職の人からしたら「おいおい」という所もあるかもしれませんが、大体この流れで植えて根付かずに枯れた木というのは今の所ありません。
そしてこれは今回みたいな小さい木でも、屋根に届く大きな木でも、穴の大きさや深さが変わるだけでやることは殆ど一緒です。
今回植えた木は樹高が低いのでやってませんが、風の影響を受ける背の高い木は支柱も建てた方が良いかと思います。

暫く燻っていた植えたい欲が再燃したのか、木と木の隙間が気になりだしています(笑)



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